Newscape Lab: 日本において“ミュニシパリズム(地域主権主義)”は花開くか? ~「杉並の奇跡」に見る、新しい市民主体の地域自治の動き

Newscape Labに、日本において“ミュニシパリズム(地域主権主義)”は花開くか? ~「杉並の奇跡」に見る、新しい市民主体の地域自治の動きを掲載しました。

〜杉並区は23年の区議会選で、女性議員比率が初めて過半数(いわゆるパリテ)になったのをご存知だろうか。
22年の岸本区長当選をきっかけに、旧態依然の議会政治を変えるため一般住民から女性議員の立候補が相次ぎ13人が当選、議会の顔ぶれが全く変わる「杉並の奇跡」と呼ばれるインパクトをもたらした。
しかも投票率が杉並区長選で前より5.5%上昇、区議会選でさらに4.2%も上がるという、全国的な選挙投票率低下の中で驚くべき結果が。投票率が5%変わるだけで、政治は大きく変わるのだ。