Newscape Labに、Netflix時代のグローバル・カルチャーブランディング〜アジア発コンテンツの台頭を、ブランディング機会に活かせるか?を掲載しました。下記からご覧ください。
世界的なブランディング・メディアがテレビから、Netflixをはじめとするストリーミングコンテンツ・プラットフォームにシフトしていく中で、ブランドも広告発信を超えた、コンテンツ・カルチャー体験を軸としたグローバルブランディング戦略を再構築していく時期に来ている。
・世界80カ国以上でNO.1ストリーミングプラットフォームであるNetflixの非英語コンテンツは1/3を占め、欧米を超え韓国・日本の台頭が著しい。特にジャパニメーションは米国Z世代で最も人気のジャンルとなっている。米国市場へのコンテンツの逆流・多様化は、カルチャーブランディングの大きな機会を生み出している。
・2022年の韓国コンテンツは輸出額が132億ドル(約2兆円)を突破し史上最大となった。これらは”Kコンテンツ”のカルチャーブランディングによるビジネスの相乗効果を生み出しており、対米輸出も大幅に増加。韓国コンテンツの輸出が1億ドル増加する際、消費財における輸出も1.8億ドルが共に増加すると分析されている。
・マクドナルドやコカコーラなど”アメリカン・カルチャー”を売っていた米国発グローバルブランドは、こうした文化的市場機会の多様化を戦略的に活用。最近マクドナルドは漫画にインスパイアされた“WcDonald’s”の名称を使ったキャンペーンを(日本を除く)世界30カ国以上で展開した(日本語のカタカナで「ワクドナルド」表記もある)。Z世代にますます人気が高まっているアニメやマンガに傾倒するカルチャーブランディングの事例。